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第12回傷害予防教育セミナー

日 時 令和6(2024)6/23(日)9:00~11:00
(第71回日本小児保健協会学術集会会期中)
会 場 グランドメルキュール札幌大通公園(旧ロイトン札幌)(北海道札幌市)
第71回日本小児保健協会学術集会会場 第3会場 2階リージェント
※本セミナーのオンデマンド配信はございません。
対 象 小児保健に携わる方(第71回学術集会への参加登録が必要です)
定 員
参加費 無料(ただし、学術集会への参加登録・参加費が必要です)

 わが国では、「不慮の事故」は、最近では、0歳を除いた小児の死因の第2位となっており、事故による傷害の予防は重要な保健活動のひとつです。WHO(世界保健機関)は、「見守り」「監視」だけでは子どもの傷害は予防できないと明言しており、効果のある傷害予防のためには環境改善や人的サポートを含めた総合的な予防が不可欠です。海外では、データに基づいた傷害予防やその効果評価が進められ、大きな成果を上げている事例が報告されていますが、我が国では、令和52023)年に日本学術会議の見解でも指摘されているとおり、データに基づいた科学的なアプローチに大きな課題があります。

 

 本会では、傷害予防を科学的に進める方法、最新の予防トピック、また最近作成された新しい予防コンテンツを紹介するセミナーを開催しております。本年も、学術集会の開催に合わせて開催いたします。2023年に日本学術会議から発出された見解「こどもの傷害を減らすためのデータ収集および利活用」や、2019年に出版された傷害予防の書籍『保育・教育施設における事故予防の実践』の内容も活用し、実践的な予防法について考えていきます。

 

【参加方法】学術集会プログラムとして開催しますので、学術集会ホームページでの「参加登録」ご登録時に、本セミナー参加希望欄に☑をしてお申し込みください。なお、学術集会に参加登録をされた方は、当日にご参加いただくことも可能です。

 

【本セミナーでの参考資料】 ※購入は必須ではありません。

「保育・教育施設における事故予防の実践 事故データベースを活かした環境改善」(中央法規出版)

プログラム ※開催チラシPDF

9:00~9:1515分) こどもの傷害を減らすためのデータ収集および利活用

緑園こどもクリニック 院長 山中 龍宏

 

9:15~9:3015分) 最近の子どもの傷害事例とその対策 

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 救急センター副看護師長 林  幸子

 

9:30~9:4515分) 海外の先進事例に学ぶ科学的な傷害予防の実践

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 北村 光司

 

15分休憩)

 

10:00~11:0060分) 最新教材紹介とそれを活用した傷害予防ワークショップ・交流会

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 大野美喜子