2020.06.23
お知らせ
国立成育医療研究センター「コロナ×こどもアンケート」第1回調査報告書と第2回調査の実施について
■「コロナ×こどもアンケート」第1回調査報告書
2020年4月30日から5月31の期間に、全国の子ども2,591名、保護者6,116名、計8,707名にご協力いただき、コロナ禍における子どもたちの生活と健康の様子を知ることができました。様々な問題が明らかになりましたが、特にストレス反応を呈している子どもたちが多くみられました。子どもに向き合うおとなの方々に子どもたちの状況を知って頂くこと、またその上で、どのように子どもたちを支えていけるのかを社会全体で考えていくことが必要です。(国立成育医療研究センター)
<報告書抜粋>
就寝起床時間のずれは小学生以上の子どもの61%に生じていました(子どもの回答)。
スクリーンタイム(デジタルデバイスを使用している時間)が1日4時間以上の子どもが
全体の31%を占めていました(こどもの回答)。
何らかのストレス反応を呈している子どもが75%いました(子どもの回答)。
保護者の62%がこころに何らかの負担を感じていました。(保護者の回答)。
※詳細は以下をご覧ください。
■「コロナ×こどもアンケート」第2回調査
コロナ禍による子どもたちの生活と健康への影響は継続し、学校や園の再開に伴い顕在化する問題も懸念されます。子どもたちとそのご家族が、元気に、安心・安全に暮らせるためには、まずは子どもたちとそのご家族の問題や課題を正確に把握することが大切です。2020年6月15日から7月19日の期間で、第2回アンケートを実施しています。調査結果は速やかに一般に公開し、子どもに関わる様々な団体へ提供し、役立てて頂けるように働きかけています。第2回調査にご協力をお願いします。(国立成育医療研究センター)