公益社団法人 日本小児保健協会

協会活動助成

(更新:17.8.9)

平成29年度 協会助成授賞報告

公益社団法人 日本小児保健協会
協会活動担当理事 小枝 達也

平成15年度より小児保健協会活動の一環として設けられた、「研究助成」および「小児保健・愛育会賞(旧:実践活動助成)」につきまして、各選考委員会での選考および理事会での承認を経て決定しましたので報告致します。なお、「実践活動助成」は、平成29年度より名称を「小児保健・愛育会賞」と改めて実施をいたします。


研究助成

(対象論文)

平成28年4月~平成28年12月「小児保健研究」(第75巻3号~第75巻6号)に掲載された論文45編

(選考方法)

選考委員(別記)による評価を元に点数を集計し、2論文を選考し理事会での承認を得て決定いたしました。

(授賞論文)
・論文執筆者:金山 俊介 先生
論文名:小児期の神経性食欲不振症発症リスクに関する研究―小児用食行動関連質問紙による評価の試み―
掲載誌:小児保健研究 第75巻5号 p573-578
(推薦理由)

小児の神経性食欲不振症を早期に発見するための質問紙を作成し、「やせ願望」、「感情の不安定さ」、「食欲の衝動性」、「嘔吐しやすさ」の4因子を抽出し、小学生と中学生の差異や男女の差異を明らかにした論文で、神経性食欲不振症に早く気づくために重要な情報を提供した点が評価されました。

・論文執筆者:宗村 弥生 先生
論文名:児童の保健行動に影響する要因―共分散構造分析を中心にして―
掲載誌:小児保健研究 掲載誌:第75巻4号 p474-482
(推薦理由)

肥満傾向に差異がある2つの地域の学童を対象にして、児童の保健行動を「健康への考え」、「家庭環境」、「生活習慣」という3つの側面から検討し、これらの関係性や影響の大きさの違いを共分散構造解析によって明らかにした論文で、健康教育に必要な要因を抽出するための研究モデルとして好例となる論文である点が評価されました。


小児保健・愛育会賞(旧:実践活動助成)

これまで「小児保健奨励賞 実践活動助成」として実施していた助成は、平成29年度より名称を「小児保健・愛育会賞」と改めて実施することとなりました。
平成29年度の助成対象事業につきましては、慎重に選考を重ねた結果、該当なしとなりました。


平成29年度協会活動助成 選考委員

〔小児保健奨励賞 研究助成〕
  委員名 所属 役職 職種
  山縣 然太朗 山梨大学大学院
総合研究部医学域社会医学講座
教授 小児科医師
(公衆衛生)
  後藤 ひとみ 愛知教育大学 学長 教員・研究職
  堀田 法子 名古屋市立大学 看護学部 教授 看護師・助産師
  上別府 圭子 東京大学大学院医学系研究科
家族看護学分野
教授 保健師
担当理事 小枝 達也 国立成育医療研究センター
こころの診療部
部長 小児科医師
副担当理事 前田 美穂 日本医科大学 小児科 教授 小児科医師
〔小児保健・母子愛育会賞(旧:実践活動助成)〕
  委員名 所属 役職 職種
  白石 淑江 愛知淑徳大学 福祉貢献学部 教授 保育士
  堤 ちはる 相模女子大学 栄養科学部
健康栄養学科
教授 管理栄養士
  原 光彦 都立広尾病院 小児科 部長 小児科医師
  三宅 捷太 社会福祉法人 キャマラード
重症心身障害児者在宅支援
多機能施設
みどりの家診療所
所長 小児科医師
  山崎 嘉久 あいち小児保健医療
総合センター
保健センター長 小児科医師
担当理事 前田 美穂 日本医科大学 小児科 教授 小児科医師
副担当理事 小枝 達也 国立成育医療研究センター
こころの診療部
部長 小児科医師